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- 2019.01.27 Sunday
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こんばんは加古川さとるです。
本日の「◯月×日△曜日」は、高校時代の同級生のお話をしたいと思います。
ボクの通っていた学校の説明をちょっとしておきますね。
ボクの通っていた高校と言うのは、地元では、有名な超ヤンキー高校でした。
髪型は、リーゼント、ニューウェーヴ、角刈り、襟足は、アメリカン
制服は、上着は、短ラン長ラン、ズボンは、ボンタン
普通の制服だと逆に目立ってしまう位の高校でした。
学校のトイレは、かなりたばこ臭かったです。
高校のイメージビジュアルを分りやすく説明するのであれば
「ビーバップハイスクール」や「ハイスクール落書き」、「るくでなしブルース」ですね。
体育祭では、特攻服来た生徒の応援合戦が行われます。
ちょっとした伝統となってました。
軽音楽部は、勿論BOOWYのコピーバンド
学際の時出演バンド全バンドボーイのコピーバンドでした。
回って来る漫画や雑誌は、ヤンキーかエロ関連の本のみ
漫画だと「ぶっこみの拓」やら「湘南純愛組」など暴走族の友情が描かれた物が、よく回ってました。
雑誌だと「マガジン」「ジャンプ」「サンデー」「バイク雑誌」「車雑誌」そして「ティーンズロード」って言うヤンキーの女の子やら車やらが載ってる雑誌が回ってました。
「ティーンズロード」をみんなで囲ってどの女の子が好き?とか言ってましたね。
ヤン車の前で茶髪の前髪上げた女がダブルピーズで立ってるんです。
そんな女全然興味無かったですが付き合いで適当に選んでましたよ。
まぁそんな高校なので普通では、無いですね。
で学校の生徒の割合の比率を出しますと
男と女の比率は、9.5:0.5(ぼぼ男子校)
ヤンキー約10%・・・暴走族やらちょっと良く無い事をしたりしてる人間
ヤンキータイプ約50%・・・謹慎が怖くて悪い事が出来ないたいした事無いイキってるだけの中途半端な人間
普通40%
大体そんな感じの割合でした。
本日お話するのは、一応普通の中に入る同じクラスだった’’レンタルK’’のお話をしようと思います。
レンタルKは、いつも寝癖ががっつりついた身長の高いボーっとした子です。
ヤンキーとは、無縁の感じですがヤンキーの連中から慕われてました。
ヤンキーと言えば普通ボーっとした人間は、イジメの対象になると思いますがそれが真逆でレンタルKは、親われているんです。
ヤンキーとボーっとした男を繋いでる物は、あれです。
思春期のお年頃のおませさんの頭の中にあるあれです。
そう、エロです。
ヤンキーとボーっとした男を繋ぐものは、エロだったんです。
エロに壁は、無いんだろうね。
いやエロが繋げるチカラが凄いのか、街で出会っても絶対交わる事のない人達。
あったとしてもカツアゲする側される側の立場なんですが
そう言う対象的な人間を平和に丸くまとめる事が出来る1つの手段がエロなのかもしれませんね。
エロに国境も無いですもんね。
今の世の中パスポート使わずに日本のエロが海外で人気があったりしますもんね。
なのでエロをだたエッチな物としてだけ見るのは、間違いなのかもしれませんね。
話戻します。
そのレンタルKは、どこからそんなにそんなのを〜って位たくさんのエロビデオを持ってたんです。
(今は、DVDですが当時は、ビデオテープでした。)
なので彼は、凄く人気者だった訳です。
学生物から熟女物まで幅広かったですよ。
ウラ物も豊富に揃えてたらしいですよ。
レンタルKは、熟女系が好きだったので熟女系の割合が多かったですね。
なのでウワサを聞きつけた他のクラスのヤツも来たりする訳です。
それでいつの間にか’’レンタルK’’と言うニックネームが付けられていました。
新しいのをすぐ見たいヤツ等は、50円とか100円位ですがお金払ったりして借りるんです。
これは、オークションと一緒でたくさん出した人間が優先的に借りる権利をゲット出来るシステムになってました。
ちょっとした小遣い稼ぎにもなってたみたいですよ。
起業家の誕生の瞬間を目の当たりにしてました。
今で言うツタヤなどのレンタル屋いけば良いやんて話なんですが田舎なんでお店が回りに無いんですよね。
ある日、レンタルKがボクに加古川くん「ええのが出来たから貸そか?」って言って来たんです。
「ええのが出来た」って何?って聞いたら「見てからのお楽しみや」って言って来る訳ですよ。
そこから妄想が膨らむ訳ですよ。
もしかして彼女で来て自分らのを撮ったんか?
とかね。
だって「ええのが出来た。」ですからね。
で、帰ってワクワクしながらデッキにヘッドフォンつけてエロビデオ見るスタンバイしてた訳ですよ。
で、再生したらドラマ仕立てのビデオでなんてカワイイ女優さんなんだと思い見ながら
「お〜」
「おお〜」
「おおお〜」
とストーリーは、進んで行く訳です。
で設定は、旦那さんが仕事に出掛けてる時に電気屋さんが修理に来て電気屋さんと奥さんがからみだすと言う様な内容だったと思います。
で電気屋さんがエロイカッコした奥さんにムラムラしてって言う様な内容だったと思います。
で電気屋さんが奥さんに迫って行った時にどこからか「チョットまってよ」って聞こえた気がしたんですけど
ヘッドフォン浮いてたのかな?
えっ?おかん?って部屋のドアの方をパッと見たんだけど違うから疑問が残るけどまぁええかとその時は、思った訳です。
で電気屋さんが奥さんにキスをする時に「愛を語るより口づけをかわそう〜♪」立て続けに「甘いKISS KISS KISS 熱いKISS KISS KISS〜♪」と間違いなく聞こえて来ました。
え?WANDS(当時流行ったバンド)?REV(当時流行ったバンド)?部屋のコンポ勝手に動き出した?って
???????な訳ですよ。
で、奥さんが拒むんです。再び「チョットまってよ♪」
その時に電気屋さんが奥さんに「ご無沙汰なんだろ〜?」「寂しいんだろ〜?」と口説くと言うか迫ると言うかで
で、奥さんの気持ちが揺らいだ時に「揺れる〜♪思い〜♪」
そこから「愛のままにわがままにボクは、キミだけをきづつけない♪」
奥さんが脱がされた時には、「ヒゲとボイン〜は〜♪」
と集中して見れない状態になってきました。
エロよりも笑けてくるんです。
そこからも当時流行ったBeing系アーティストBz、ZARD、WANDS、T-BOLAN、DEEN、大黒摩季、MANISHが網羅です。
ユニコーンは、男優女優にぴったりハマってたから例外で入れたみたいです。
最期は、奥さんも満足してたみたいで「離したくない♪」から「このまま君だけを奪い去りたい♪」
ロマンチック&ドラマチックなサントラが発売されたら当時は、最強のラインナップの編集をされた当時のヒット曲満載の
大ヒット間違い無しのビデオに編集されていました。
「ええのが出来た。」の「出来た。」とは、そう言う事だったんですね。
当時ボクが大好きだった曲や青春時代の曲が満載だったし映像と音楽が全くマッチしていない作品だったので
ボクの中で凄いインパクトを残されている訳です。
少しだとおもしろいけど長いと退屈になってくるんですね。
曲と詩が合ってないとヒットなんてしませんよね。
合ってないからですよね。
それと一緒で映像とミュージシャンが全く合ってないから笑けるのを越すまでダラダラされるとくだらね〜となってしまう訳ですよ。限度が大切ですよね。
あんなにエロビデオを見て後悔させられた事は、無いですね。
24、5年経った今でもあの名曲達がラジオやら有線で流れて来たらまずあの映像が浮かんで来ますからね。
次の日、レンタルKに返却すると勿論感想を聞かれるんですけど仕返しにウソで「めっちゃ曲とハマってて良かったで◯に貸したったら喜ぶんちゃう?」と言ったらレンタルKは、アホやから直ぐニヤニヤしなが「◯くんこれ新しいの手に入ったんやけど」
ってレンタルKは、◯に貸した訳です。
100円もらってました。
喜んでジュース買いに言ってました。
そして次の日、レンタルKは、ボコボコにされてレンタルKは、廃業しました。
もしかしたらボクが、レンタルKのプロデューサーになるかも知れなかったきっかけを潰してしまったかも知れませんね。
エロが世界を平和にする可能性もありますがエロが戦争を起こす可能性もあるかも知れませんね。
そう学ばせてくれたレンタルKありがとう。
レンタルKお元気ですか?